オカヤドカリ専門店 やどかり屋
いらっしゃいませ！このページにお越し頂いたあなたは
ヤドカリに興味が有って当サイトに来て頂いたと思います。
当店の屋号は”やどかり屋”といいます。ヤドカリを売っている専門ショップです。
そのまんまの名前でしょ！
子供の頃から生き物が好きで、念願の小さい小さいペットショップをする事が出来ました。
特にオカヤドカリには強い思い入れが有り、屋号も 『やどかり屋』 にしました。
ヤドカリとは甲殻類の一種で、宿借の事です。
宿（貝殻）を借りて生活している甲殻類です。
そのやどかりも大きく分けてオカヤドカリと水棲ヤドカリに分かれます。
オカヤドカリとは陸上で（丘）で生活するヤドカリです。
水棲ヤドカリとは（海水）水の中で生活するヤドカリです。
詳しくは↓をどうぞ！
■オカヤドカリについて！
オカヤドカリとはその名のとおり
産卵以外は海水の中では無くおか（陸上）で生活するヤドカリです。
日本に生息するオカヤドカリは天然記念物に指定されています。
オカヤドカリ科 Coenobitidae には
・ヤシガニ属 Birgus と
・オカヤドカリ属 Coenobita の二つの属があります。
貝殻に入らない大型のヤシガニや
・オカヤドカリ
・ムラサキオカヤドカリ
・コムラサキオカヤドカリ
・ナキオカヤドカリ
・大ナキオカヤドカリ
・サキシマオカヤドカリ
等のオカヤドカリが日本にも生息しています。
紀伊半島や四国の太平洋側でもオカヤドカリの生息が確認されていますが
琉球列島あたりから黒潮の影響で無効分散により生息しているものと思われます。
一般には死滅回遊魚と呼ばれている魚類と同じですが
紀伊半島などでは越冬しているのかは不明です。
日本のオカヤドカリは天然記念物ですので
許可業者以外は採取は禁止されています。海で見つけても取ってはいけません。
ではオカヤドカリの飼育方法をご覧下さい！
オカヤドカリの飼育方法
1.オカヤドカリ飼育の水槽
水槽はガラス製やアクリル製の水槽やプラケースや爬虫類飼育用のケージ等で
蓋のきっちりできる物を使いましょう。オカヤドカリは隙間があれば脱走します。
飼育するには冬の寒さにとても弱いですので
水槽内の温度が２０度以下になるようでしたら爬虫類用の
パネルオートヒーター等で温度を上げて下さい。
２０〜３０度が最適気温です。湿度も５０％〜８０％ぐらいが良いようです。
冬季はヒーターを付けた水槽にガラス蓋等で蓋をすると温度湿度共に保てますよ。
温湿度計が有ると良くわかりますね。
2.オカヤドカリの餌
餌は煮干の頭、クリル
果物（スイカ・リンゴ・ナシ・ブドウ・ バナナ・パイナップル・メロン・イチゴ等）
野菜（トウ モロコシ・サツマイモ・ キュウリ・ ニンジン・ レタス・キャベツ等）
魚・亀用の人口飼料等をバランス良く与えてあげれば、長期間飼育出来ます。
3.オカヤドカリの飲み水
浅くて滑りにくい皿や爬虫類飼育用の餌皿等に毎日新鮮な水を入れてください。
水道水の場合はカルキ（塩素）を抜いた物を与えてください。
海水ではなくてもいいですが、たまに人工海水で海水を作って与えると喜んで飲みます。
4.オカヤドカリ飼育の敷き砂
水槽の底に砂を敷いてあげてください。
砂はどんな物でも宜しいですが、サンゴ砂が良いですね。
脱皮の時や暑さ寒さをしのぐ為に良く砂の中に潜りますので
出来るだけ厚く敷いた方が良いです。
但し不衛生になるとよくありませんので、週に１度ほどは洗って下さい。
5.オカヤドカリの住替え用の貝殻
成長すると脱皮をします。
脱皮時期はいつとは決まっていませんが、小さい固体は脱皮のサイクルが早いです。
前兆としてあまり動かなくなり、砂の中に潜ったままになる事が多いです。
脱皮は通常は砂の中に潜って行われます。
1週間で終わるものもいれば、 1ヶ月位かかることもあるようです。
脱皮の時はそっとしてあげてください。
成長すると今のおうち（貝殻）も狭くなってきますので
引越し用の貝殻も入れてあげてくださいね。
ではオカヤドカリの画像をどうぞ！
↓
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■ムラサキオカヤドカリ
■ナキオカヤドカリ
どうです！目がかわいいでしょ♪
オカヤドカリは比較的簡単に飼育出来ますし
家庭でも１０年ほど飼育している方もいます。
あなたもオカヤドカリを飼育してみませんか？
でも生き物ですので
大事に飼育できる方のみにお願いしますね。
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※もちろんオカヤドカリを購入後も当店が責任を持って質問や相談は無料で受付いたしますので、ご安心くださいませ。
オカヤドカリの生体以外の飼育用品（引越し用の貝殻や人工飼料や人工海水等）も通販で購入できますよ！
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おまけ・水棲ヤドカリについて！
ここで言うヤドカリは海の中で生活している水棲のヤドカリの事です。
ヤドカリとは生物学上は、ちょっと難しいですが！
・甲殻上網 Crustacea
・軟甲網 Malacostraca
・十脚目 Decapoda
・抱卵亜目 Pleocyemafa
・異尾下目 Anomura に分類されます。
英語では Hermit crabs と呼ばれています。
さらに異尾下目が
・ヤドカリ上科 Coenobitoidea
・ホンヤドカリ上科 Paguroidea に分類され
ヤドカリ上科は
・ヤドカリ科 Diogenidae / ツノガイヤドカリ科 Pylochelidae / オカヤドカリ科 Coenobitidae 等と分れ。
・ホンヤドカリ上科はホンヤドカリ科 Paguridae / オキヤドカリ科 Parapaguridae 等と分かれます。
さらに各科には属で分類されています。
水棲ヤドカリは一般には海の中で生活しています。
水棲ヤドカリの飼育は特に難しくありませんので、通常のろ過層のある海水水槽なら簡単に飼育出来ます。
また、磯採集で手軽に採取出来ますので、飼育してみてはいかがでしょうか？
大きくなり宿貝が狭くなって来たら、宿替え（引越し）等の楽しい行動が観察できますよ。
ただ単に水槽の苔取りとしてじゃなく、美しいヤドカリも居ますので、ヤドカリメインの水槽も楽しいですよ。
ヤドカリは硬い骨格に覆われていますので、脱皮により大きくなります。
飼育方法等で質問がございましたら、メール頂きましたら私の解る範囲でしたら
いつでもお答え致しますのでお気軽にど〜ぞ。
